スナフキンのように暮らしたい

“長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ” byスナフキン
いつか自分自身の口からこの言葉が言えるような人間になるための実践ブログ。

タグ:ガーデンキャンプ

"自然を感じるだろ…?
強い風の前に立って自分達に向かって進んでくる雨を感じるのは
なんて素晴らしいんだ"
byスナフキン

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前回の
ロンドンのお庭に宿泊!ガーデンキャンプやってみた! - Camp in my garden 実践編1-

の続きです。


一日目は、いきなり雨の中での設営でより強く"自然を感じる"ことができ、素晴らしい体験ができました。

そして二日目、昼間は半袖で過ごせるくらいおひさまニッコリ。(写真↑のとおり)

実はこの日は日本の仲間とスカイプミーティングの予定。

当初はこの庭からミーティングする予定でしたが、今回のお家のWIFIは建物の側までいかないと繋がらず、iPhoneのテザリングでは3時間近い通信にはデータ量が耐えられないという問題が起こり、ロンドンの都市部(電車で30分)まで出て駅周辺のカフェでミーティングをおこないました。

*ロンドンにあるカフェのほとんどはFree Wifi完備電源も確保しやすいのです。

ちなみに私は普段からOxxxxd Cxxxxsの某カフェでよく作業しております。


このように、"30分でモダンな生活にすぐ戻れてしまう"のがこのガーデンキャンプの凄いところ。
そして最低限の貴重品は持ち歩くとして、テントは庭の中にあり、どうしても常に運ぶ事ができないような貴重品も家主にお願いして家の中に置かしてもらうこともできるので、安心して外出することができます。


さて、このガーデンキャンプのデメリットもしっかり書きましょう。

・WIFIが使えると言っても庭で使えるとは限らない。
・家主が戸締まりしている間はトイレにいけない。
・場所によっては壁が低く、隣の庭との仕切りは柵だけで、侵入者が現れる可能性がある。


実際、二日目の夜中にテントの中で音楽を奏でていたら家主が留守の間にもかかわらず、ガサガサと誰かが外から私のテントを触る音がしました。

おそらく周りの住人にとってはむしろ私の方が不審者ですので、突如現れた隣の家のテントから怪しい音がすれば"ちょっと調べる"ぐらいの事はするかもしれません。。


笑えないほうの、どきどきキャンプですね、、。


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(テントの中で音楽を奏でる様子)




そしてやっぱり関係ないけれど今回テントの中で読んだのがこの本。



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テントでくらすって、いいものだぜ。きみたちは、どこかへ行くとちゅうかい?
byスナフキン

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以前、
Airbnb感覚でお庭に宿泊できる"ガーデンキャンプ "とは? - Camp in my garden を調べてみた-

という記事でCamp in my gardenをリサーチするところまで行いました。

そしてついに今回、実践編です!(9月10日から12日の週末を利用しての2泊3日で決行。)
日本人で実際にこのプラットフォームを利用したというブログや記事にしている人が検索しても全く見つからなかったので、おそらく私が日本人初のCamp in my garden Camperだったのかもしれません。



まず予約について:

Camp in my gardenのサイトにログインしたら"London"で検索し、場所を絞り、そこから自分の希望条件に合ったお庭を選びました。

私の希望条件は
一泊£10以下でトイレ、シャワー、お湯がつかえるか、電源があるか、WIFIがあるどうかがポイントでした。

泊まりたいお庭のページからフォームに飛び、必要事項、自己紹介、宿泊で確認したいことなどを記入してアプライします。

4件送ったなかで唯一返事があり、コンファームできたのが今回泊めてもらったお庭です。↑
(8月末に決行する予定でしたがメッセージを送ってから何日経っても返事が返ってこないという問題が最初の3件で連続したため当初の予定から2週間ずれ込みました。。)

引き続きメッセージのやりとりで住所と電話番号を教えてもらい、こちらも自分の電話番号やFacebookを教えました。(Facebookを教える必要はないのですが、自分が怪しい人間ではないことをアピールする一番手軽な方法だったので。。)




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(荷物はこんな感じ。もっとコンパクトにしたいけど今はコレが精一杯。)



当日:

実際の場所は家主のプライバシーもありますので教えられませんが、ロンドンZone4内のとある駅から徒歩5分。なのでロンドンの中心部から電車で約30分程度の距離!!これはすごい。


緊張しつつドアベルを鳴らしたら、すぐにドアが開き家主さんが暖かく迎えてくれました♪
が、どうやらCamp in my gardenで庭に泊まりに来たのが私でまだ二人目らしく、家主さんもそこまで庭への訪問者には慣れていない様子。。
それでも庭に入れるサイドゲートのカギ(南京錠)とバスルームの場所、キッチンから電源をとっていいこと等説明していただきました♪

そして、さっそくお庭にテント設営。(思った以上にお庭は小さめでしたがw)
なんてラッキーなことでしょう、この日は雨でした。


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そんな雨の中ですが、あっという間に設営終了。
(使用したテントはVango Atlas 200)


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(誕生日プレゼントでお友達からいただいたスナフキン人形も一緒にw)


ここまでやれば後は泊まるだけ。日が暮れるまで少し街を散歩しつつ、食事。
(今回は調理はせず近くのお店で済ませました。)



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日が暮れると、まだ9月とは言えロンドンは寒く、テント内では寝袋にくるまりながら過ごしました。

(ちなみに、お湯、電源、トイレ、シャワーは家主さんが家にいる間で戸締まりをするまでは利用できました。家主さんが戸締まりする前にトイレ行くかい?と声をかけてくれたのはなにげに嬉しかったです。)



ひとつ残念だったのはWIFIが建物の側までは届くのですが、庭まで行くと全くつながらなくなってしまい、テントの中でWIFIを使う事はできませんでした。とは言えiPhoneのテザリングもありそこまで不便は感じませんでした。


さて、私が今回の宿泊中何をして過ごしたかですが、ずばり読書!(時々ラジオ)。
アウトドアだけどインドアなアクティビティー、すなわち『外で引きこもる』この感じこそ、なんとも自分らしく、至福の時を過ごせましたとさ。



今回テントの中で読んだのがこの本です↓ 特に理由はないけれど。。



つづく






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"テントでくらすって、いいものだぜ。きみたちは、どこかへ行くとちゅうかい?"
by スナフキン


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(Image from campinmygarden.com)


どうやら限りなくスナフキンに近い暮らしが本当に手軽に手に入る時代になってしまうかも。。。
というのも最近はAirbnb*がはやっておりますが、お庭に特化したプラットフォームもあるようです。
 
(*Airbnb: 世界中に空き部屋などを持つ宿泊場所の提供者(ホスト)と宿泊場所を探している旅行者(ゲスト)をつなぐ、インターネット上のプラットフォーム。目的地の都市名を入力すると、ゲストを迎え入れたいホストの物件写真と顔写真がずらりと並び、旅への期待をかき立てられる。物件は一軒家やアパートの空き部屋が多いが、城、ツリーハウス、ボート、島など突拍子もないものを見つける楽しみもある。)


Camp in my gardenという海外のサイトです。

簡単に言うと、お庭をマイクロキャンプ場(micro campsite)なる宿泊施設として利用できる/してもらうプラットフォームです。

誰かのお家の庭にテントを張ってお泊まりなんて、それだけでワクワクしますよね!

設備もトイレ、電源、お湯、シャワー、などが利用できるところがほとんどで不便無く過ごせるのもポイント。
 
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私が考えるガーデンキャンプのメリット、デメリット

メリット1: 都市中心部に泊まれる
普通のキャンプサイトはどうしても都市中心部から離れたところにあり、交通のアクセスもよくありませんがガーデンキャンプであれば都市エリアに泊まる事ができます。カフェに寄ったり、スーパーに買い出しに行くのも楽ちんです。

ちなみに私が現在住んでるイギリスはガーデン文化が根付いていることもあり、ロンドン中心部でも利用できるところは沢山あるようです。(どんどん増えていきそう。)

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メリット2: Airbnbの部屋やホステル、ドミトリーよりも安い
場所や条件によりますが、一泊£10(1700円)程度で利用ができるところが多くあります。

デメリット1: 冬シーズンや長期滞在にはまだ向かない
やはり寒い季節中のガーデンキャンプは通常のキャンプ同様注意する部分が多いです。
冬用のキャンプアイテムを買うのであれば部屋に泊まる方が安いということになるかもしれません。。

デメリット2: 治安の問題
都市中心部の庭であればあるほど空き巣の危険性は高まりますね。



以上。
お庭でキャンプ、略して『庭キャン』とか『庭泊』とか誰かが言い出してブームになるかもしれませんよ。



そして私もそんなガーデンやキャンプ場を巡りながらスナフキンのようなテント暮らしがいつかできるよう少しずつチャレンジしていこうと思います。







 
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